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レメディになる旅:オンフルール 〜音の静寂に包まれて〜

ノルマンディー地方の小さな港町、オンフルール。

パリから鉄道とバスを乗り継いでおよそ3時間。セーヌ川の河口にひっそりと広がるこの町は、喧騒から離れたいと願う人をやさしく迎え入れてくれる場所。

行き方

パリ・サン=ラザール駅(Gare Saint-Lazare)→🚃 鉄道(1時間に1本)2時間→ル・アーヴル駅(Le Havre)→🚌バス(本数少ない)30分→オンフルール(Honfleur)

*日帰りでも訪問可能ですが、できれば1泊したいところ

潮の香りと揺れる帆船のマスト、色とりどりの木造の家々、どこか懐かしさを感じさせる石畳の小道…時がゆっくりと流れていくのを、肌で感じることができます。

そしてこの町は、フランス近代音楽の異端児とも称される作曲家、エリック・サティの生誕の地でもあります。

彼の代表作「ジムノペディ」や「グノシエンヌ」は、クラシックでありながらも分類不能な音の世界観を持ち、その静けさと孤独、美しさと奇妙さの絶妙なバランスが特徴的。

港のそばにある「サティの家(La Maison Erik Satie)」では、彼の奇妙で幻想的な音楽の世界観を体験できるので、視覚、聴覚、空間を通して、無意識の海を覗くような感覚を得られます。

どんな人におすすめの場所(レメディ)

こんな人におすすめ

  • 外では明るく振る舞っているけれど、実は内面に疲れや孤独を抱えている人

  • 忙しい日常の中で「静けさ」と「感性」を取り戻したい

  • 感受性が強く、人混みやノイズに疲れやすいHSPタイプの人

  • バッチフラワーで「アグリモニー」「ウォーターバイオレット」が響く人

  • ホロスコープで、月星座が水のサイン(蟹座・蠍座・魚座)の方や、牡牛座にパーソナルな天体がある人

上記の人にとっては、オンフルールが、心の奥にあるノイズを沈めて、本来の感性を呼び覚ましてくれるような場所(レメディ)になるかも。

サティの音楽とホロスコープ

エリック・サティは、1866年5月17日、オンフルールに生まれました(午前7時生まれ:Astro-Databank)

彼のホロスコープを見てみると、太陽は美的感覚や物質への繊細な感性を表す牡牛座にありつつ、双子座の影響も入っています。

音に対するこだわりや、「静けさの中の美」を徹底して追求しつつ、遊び心もあるのは、まさに牡牛座と双子座的なのかも。金星も双子座だし。

水星は牡牛だから、ゆっく〜りなテンポの曲が多いのかな?(笑)

そして、月はアセンダント近く蟹座で12ハウス。天王星とコンジャンクション。木星水瓶座とクインカンクス。

感受性が非常に高く、繊細で、豊かな想像力を持ちながら、権威や形式に反発して常識にとらわれない自由を求める感じが、サティの生き方や音楽にも表れているような気がします。

ユーモアのある(奇妙な)言動、風変わりな(同じスーツを7着着回す)格好、孤独を選んだ孤高の芸術家。

サティの作品が、静かでとても哲学的で「無意識、潜在意識を揺さぶる音楽」と言われたり、どこか夢の中にいるような浮遊感を持つのは、12ハウスの「潜在意識」「隠された世界」「精神性」といった領域が特に効いているのかも。

サティの音楽とフラワーエッセンス

音楽は、フラワーエッセンスのように心の周波数を静かに整えてくれます。

サティの音楽も「レメディ」として聴いてみると、心の奥底へドキドキしながら潜っていくような感覚を味わえるかも。

ここでは、ホメオパシー的(似たものが似たものを癒す)に、曲を選び、それに対応しそうなフラワーエッセンスを選んでみました。

音楽を浴びながら、エッセンスをとってみても面白いですね☆

たとえば…

ジムノペディ♪ ✖️ アグリモニー

Gymnopédies(ジムノペディ)は、穏やかでミニマルな旋律。表面的には静かでも、内側には切なさや孤独が漂う曲。

バッチフラワーエッセンスのAgrimony(アグリモニー)のように、外に明るく振る舞いながらも、内に深い孤独、人には言えない悩みを抱える人に。

感情を解放して心に安らぎを取り戻せるように。

グノシエンヌ1番♪ ✖️ ウォーターバイオレット

時間から解き放たれたような、自由で、沈黙と音の間に美しさがある曲。

バッチフラワーエッセンスのWater Violet(ウォーターバイオレット)のように、静かな高貴さを持ち、孤高で人と距離を取る、引っ込み思案な傾向のある人に。

人との関わりを重荷に感じるのではなく、喜びを見出せるように。

家具の音楽♪ ✖️ チェストナットバット

音楽を「背景」にする、という斬新な試みから作られた、当時の常識への挑戦とも言われる曲。

バッチフラワーエッセンスのChestnut bud(チェストナットバッド)のように、型にとらわれずに新たな学びを得たい人に。

方向を変えて自分のヴィジョンを生きるサポートに。

オンフルールのエネルギー

オンフルールは、海と川が交わる場所で、「水のエレメント」「蟹座的なエネルギー」に満ちています。

どこか夢と現実のあいだを漂いながら、自分自身の内面と対話するのにもぴったり。

港に立ち、風に吹かれながら「ジムノペディ第1番」をイヤフォンで聴いてみたり(笑)何も考えず、ただ音と風景に身を委ねる時間=音のレメディを浴びる時間を過ごしてみましょう。

オンフルールに物理的に行くことができなくても、かるく目を瞑って、町の静けさ、潮風、曇り空のやわらかさを思い浮かべながら、曲を流したりフラワーエッセンスのエネルギーを感じてみてもいいですね。

長距離フライトに役立つレメディ