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冬の土用のセルフケア

今日は大寒(だいかん)。暦の上では1年で最も寒い頃、と言われています。

三寒四温という言葉の通り、気温の寒暖差が激しくなっていますが、そんな寒暖の波を繰り返しながら徐々に春に向かっていく時期。

毎年、風邪やインフルエンザが流行る季節でもあります。

気温にも波があるように、心とからだにも大きく波が起こりやすい時期でもあるので、しっかりとセフルケアをしたり、気になることがあれば、コンサルテーションを受けるのにも良い時期ですね。

土用とは?

「土用にウナギ」と、夏の土用を意識する人は多い気がします。実は、土用は季節の変わり目・節目の18日間を指していて、1年に4回、春夏秋冬それぞれにあります。

季節の変わり目なので、体調を崩しやすかったりする共通点があります。また、土用の時期に避けた方が良いこともいくつかあると言われています。

土用に避けた方が良いこと

  • 土に関すること(土いじり、草むしり、増改築など)をする
  • 新しいこと(住宅の購入、転職、開業、結婚など)をはじめる
  • 旅行、引っ越しなど

春夏秋冬それぞれの土用には、それぞれ間日(まび)があります。

どうしても土用の期間に、という場合は、その日にすると良いそうです。そういった日を割り出しているサイトもあるので、気になる方は、参考にされると良いかもしれませんね。

冬の土用の特徴

春の活動に向けての準備期間は、心とからだのメンテナンスをするのにもおすすめです。特に、腎臓や膀胱の働き・エネルギーが乱れやすい時期ですので、意識して労わりましょう。

心とからだは繋がっています。

例えば、「髪の毛が抜ける」という点だけに意識を向けるのではなく、「恐怖、不安」といった気持ちを抱え続けていなかった?といった、感情面にも意識を向けてみたり。

冬の土用ケア:からだ編

腎のエネルギーが弱まると、起こりやすくなる症状があります。

腎のエネルギーが不足すると…

  • 疲れやすくなる
  • 冷えやむくみが気になる
  • 風邪をひきやすくなる
  • 歯や骨が脆くなったり、痛んだりしやすくなる
  • 髪の毛が抜けやすくなる
  • 腰が痛くなる
  • 耳鳴り、難聴 など

セルフケア例

  • からだを芯から温める(湯船に浸かる)
  • からだをゆるめる(リラックス)
  • 睡眠をしっかりとる
  • 旬の食材、エネルギーの高い食べ物を食べる(加工食品などを控える)
  • ホメオパシーのレメディやティッシュソルトを役立てる

ここで特定のホメオパシックレメディについて詳しく書くことはできませんが(状況、環境、個人の症状、感受性によってレメディが異なるので)、参考までに、冬に役立つことの多いティッシュソルトを3つだけご紹介します。

ティッシュソルトとは…

12種類の必須ミネラルからできたホメオパシー版のサプリメントの様なレメディ。基本的には6xのポーテンシーになります。

 

カルシウムやマグネシウムなど、からだや臓器の働き、基本的な代謝を保つためになくてはならないミネラルをサポートするのに役立てます。

 

一般的なサプリメントと異なり、からだの中で不足していれば補う力を引き出し、多過ぎれば排出を促して体内のミネラルバランスを整えるものです。

Ferr-p. (フェーラムフォス)

リン酸鉄。

寒さを感じている時、受験、軽い発熱の時などでも、からだが特に頑張らなくてはいけない状態のときは、体内でたくさんのリン酸鉄を消費します。また、睡眠時間が少なかったり、睡眠の質が悪い時もリン酸鉄は不足しがちに。

Ferr-p.のティッシュソルトは、冬の土用に起こりがちな、冷え(血行が悪い)や耳の不調、風邪をひきやすい、疲れやすい、その他多くの初期の炎症などの予防や対策に役立てることもできます。

↑ 参考まで。お急ぎでなければ、イギリスのホメオパシー薬局からお届けすることも可能です。

Calc-p.(カルクフォス)

リン酸カルシウム。

リン酸カルシウムは、骨の形成に重要な成分。さらに、血を作ったりタンパク質や細胞づくりにも欠かせないミネラル。ストレスなどで体が酸性に傾いた時に中和してくれる働きもあります。

Calc-p.のティッシュソルトは、冬の土用の時期に起こりがちな、天候や気温の変化からの疲れ、風邪をひいた時、歯や骨のこと、寝付けない時などにも役立つかもしれません。

↑ 参考まで。お急ぎでなければ、イギリスのホメオパシー薬局からお届けすることも可能です。

Nat-m.(ナトミュア)

塩化ナトリウム。

塩化ナトリウムは、体内で水分調整、あらゆる粘膜作りに関係している大切なミネラルです。

Nat-m.のティッシュソルトは、冬の土用の時期に起こりがちな、手足の冷えや、むくみ、乾燥からの唇のひび割れ、抜け毛などに役立つかもしれません。

↑ 参考まで。お急ぎでなければ、イギリスのホメオパシー薬局からお届けすることも可能です。

ご紹介した3つのティッシュソルトは、ほんの一つの例です。自分にはどのティッシュソルトが合うの?と迷った時は、ご相談ください。

深刻な症状、1週間以上前からなど慢性的な症状の場合は、セルフケアではなく、必ず、医療機関またはホメオパシーでケアしたい場合はホメオパスへご相談ください。また、ここに綴ったレメディの適用範囲は、これに限定するものではありません。

ティッシュソルト(英語:Tissue salts, 米語:Cell salts)に興味のある方は、日本語の書籍もいくつか出ています。


セルフケアでホメオパシーを使う時に注意すること

冬の土用ケア:こころ編

冬の土用のテーマは「恐れ、恐怖」

恐れや恐怖を抱え続けることによって、腎のエネルギーは枯渇していきます。また、腎のエネルギーが弱まると、ますます恐怖を感じやすくなるかもしれません。

腎のエネルギーをしっかりケアしていれば、不用意に慌てたり怖がることも少なくなります。

「恐れ・恐怖」と、ひと言で言っても、

例えば、病気になるんじゃないかという恐怖、死ぬかもしれないという恐怖、失敗することへの恐怖、怒られることへの恐怖、暗闇の恐怖、裏切られることへの恐怖、見捨てられることへの恐怖などなど…感じる「恐怖」は人それぞれです。

ホメオパシーでは、その一つひとつの違いでレメディが異なり、対応するレメディは何十・百種類にも及びます。

ですから、例えば、パニックアタックなど慢性的な症状で悩んでいて、さらに、ホメオパシーでケアしてみたいと思った方は、ホメオパスへご相談ください。

よりご自身の状況にあったレメディやポーテンシーを選択してもらえます。

レメディってなに?

急性の恐怖を感じた時に役立つレメディは、レメディキットの中にも入っています。以前書いた記事でもいくつか紹介しているので、次のリンクを参考ください。

気持ちに寄り添うレメディ

他にも、Acon.(アコナイト)なども役立つかもしれないですね。

レメディキットの中には、他にも恐怖に対応するレメディはあります。もしもご自身で選んでみても変化がないと感じる場合などは、ご相談ください。

エマージェンシーエッセンス(フラワーエッセンス)

長年愛用中の、その名の通りエマージェンシー(緊急時)に使えるエッセンス。アルコールフリーなので、アルコールの苦手な人や子供、赤ちゃんでも使えます。パニック、不安、落ち着かない時に

ホメオパシー / フラワーエッセンス / ティンクチャーの違い

2021年の冬の土用は、1月17日〜2月2日まで。心とからだを労って、ステキな春を迎えましょう⭐︎

大寒の日に、この記事に関連する内容のPodcast(音声配信)をしました。わたしの歯痛エピソードも(笑)

ただ今BGMの音量を下げようと奮闘中です。もうしばらくお待ちください(汗)聞きづらい方は、修正するまでStand fmよりご視聴くださいませ⭐︎