バレンタインといえばチョコレート、というのはチョコレート会社の広告戦略。
わたしは小さい頃からチョコレートを配る習慣はありませんでしたが、2月の真冬の寒い時期にカカオ(チョコレート)というのは、悪くない気もします。
今日は、チョコレートにまつわるレメディをいくつかご紹介したいと思います。
フードレメディ
カカオティー
マヤ族の伝説によると、マヤ人たちは「カカオの種から作られた飲み物は、死後に栄養を与える」と信じていたそうです。
今でいうカカオティーのことでしょうか?
確かに、チョコレートのような香りとは裏腹に、あっさりした豆茶のような味わいのカカオティーは、鉄分、ミネラル、ポリフェノール…抗酸化作用もありアンチエイジングも期待できると言われています。
カカオ豆の黒色から東洋医学的な腎のエネルギー(生命力・免疫力の源)も連想できるので、「死後に栄養」と言われていたことにも繋がるような…。
特に腎のエネルギーは冬に補いたいので、バレンタインの寒い季節にぴったりですね。*カフェインが入っているので(入っていないものもある)飲み過ぎには注意。
良質なチョコレート
さらに、アステカ族は、カカオを、疲れを癒して精神や霊的な能力を活性化する「神の食べ物」「神からの贈り物」と捉えていました。
スペインからの入植者は、金よりもカカオ豆の方が価値が高かったことに驚いたそうです。今も昔も、良質なカカオはフードレメディだったんですね。
そう考えると、高価であっても良質なチョコレートを、疲れた時など「ここぞ」という時にレメディのように取り入れたくなります。
⬆︎カカオ豆探しからこだわって作られているチョコレート
ちなみに、このチョコレートを夜に食べたら眠れなくなりました(私の場合)。日中疲れた時に食べると集中力を取り戻します(笑)
ホメオパシーのレメディ
実は、ホメオパシーのレメディにもChoc.(チョコレート:ココア/カカオ)があります。
Choc.(チョコレート)
ココア/カカオ豆から作られたレメディ。(レメディキットの中には入っていないレメディ)
例えば感情面では…
- 気分が変わりやすい
- 何か起こるんじゃないか…といった不安
- 集中力の欠如(読書が難しい)
- 我慢ができない
- 忘れっぽい
- 愛する人に対して無関心になる
- 拒絶された気持ち
- 一人になりたくなるなど…
不登校や引きこもりのような傾向がある時にも、役立つ可能性のあるレメディのひとつです。
Lac-def.(ラックデフロラータム)
チョコレートの原料のひとつ、牛乳。(レメディキットには入っていないレメディ)
性格も穏やかで優しく、仲間や家族といると安心。コミュニティーに受け入れられていることで、イキイキと活動できるタイプ。
そのコミュニティやグループから拒絶されたと感じると、急に孤独な気分になり、誰とも話したくないといった鬱っぽい感じになる傾向も。
Sac-alb. (サッカラム)
きび砂糖から作られたレメディ。(レメディキットには入っていないレメディ)
忙しい両親や厳しい両親のいる家庭で育った、いつもいい子でいないと褒められなかった、ありのままの自分を認めてもらえなかった…
そのような幼少期の体験がベースにあって、愛情、甘いもの、アルコール、買い物、ドラッグ、タバコなど、寂しさや自信のなさから何かに依存しやすい傾向があるときに、響く可能性のあるレメディのひとつ。
今回は、チョコレートに関わりそうなレメディの、精神的(気持ちの)傾向の一部をご紹介しました。
ホメオパシーのレメディは、そのレメディの持つ波動と似た波動を持っている人に響くもの。
「そんな傾向を感じる」という時や無性にチョコが食べたくて食べているというときにレメディを使ってみることで、癒したいと無意識の領域で思っているものに気づき、癒すきっかけになることもあります。
ただし、感情のパターンについては慢性的なことが多い上に、レメディは精神・感情の傾向だけではなく、肉体症状など全体を通して選ぶもの。ポーテンシーの違いでも響き方は変わってきます。
自分に合うレメディはどのレメディ?と気になる方は、ホメオパスに相談されることをおすすめします☆