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温泉とレメディ

昔から温泉が大好きで、国内外問わず、特に源泉かけ流しの温泉を好んで訪れています。今回は、秋田県にある小さな温泉郷(秋の宮温泉郷)へ行ってきました。

温泉で必ず確認するのが泉質。

今回は、単純泉とナトリウム炭酸水素塩泉、2つの源泉かけ流しの湯。

ナトリウム、カルシウム、硫酸イオンが多く含まれていて、自律神経不安定症、不眠症、うつ、神経痛、疲労回復などの効能があるそうです。

ホメオパシーのレメディでいうなら、Nat-c.(ナトカーボ), Sul-ac.(ソルアック)あたりでしょうか…と想像しながら入るのも楽しい。

Nat-c.(ナトカーボ)

炭酸ナトリウムから作られたレメディ。

精神像としては….
上品、威厳、落ち着きがあり、自分を律する傾向があるので、他人からは「冷たい人」と思われることも。でも実は、思いやりのある繊細さん。

特定の人にイラつくことが多いけど、そのような感情も抑えて隠すのが得意(Staph.) 。しかし、それがストレスとなり、疲労や怒り、肉体症状につながることも多い。

周りの人の評価に敏感で、正しい評価、尊敬の念を払ってもらえていないと感じると、自分の内に引き篭もることも。

Nat-m.(ナトミュア)は過去を考え鬱になりがちなのに対し、Nat-c.未来を考え不安になりがち

温泉の効能と同じく、うつ状態や心気症、疲労にも◎。

そのほか、踵の捻挫や、捻挫を繰り返す傾向、肩こり、肩、腕、背中、仙骨などの痛み、牛乳で下痢食後に胃が重くなるなどの傾向があることも。

さらに、勉強のし過ぎからの頭痛にも役立つ可能性のあるレメディの1つ。

Sul-ac.(サルアック)

硫酸から作られたレメディ。

精神像としては….
食べる時も歩く時も仕事も、なんでも急いでやろうとしがちなせっかちさん。

次から次へと新しいことを考えたり、計画を立てるため、リラックスする時間や余裕、暇がなく、「リラックス」という言葉にも嫌悪感を抱きがち。

ゆっくりとしたものや人に対してイライラして怒り出すことも。また、何事も決められた時間までに終わらさないと気が済まない性格。

温泉の効能と同じく、神経痛(特にインフルエンザ後)にも◎

そのほか、花粉症(鼻と口蓋の痒み)、胃炎、化学物質過敏症、喘息(特にタバコの煙、排気ガスなどに敏感)などに役立つ可能性のあるレメディのひとつ。

例えば、花粉症(鼻と口蓋の痒み)

せっかちさんに拍車がかかっていないか、時間がない!時間が足りない!「もどかしさ」や苛立ちを感じていないか、そしてそうした感情を抑圧していないか、などに気づくきっかけになることも。

MEMO
ホメオパシーのレメディと温泉は、作用の方向性が異なるので、同じ目的で両方を同時に取り入れることはお勧めしません。←湯治の場合(但し、レメディの使い方次第では、サポートしあえる場合もあります)

温泉も、自分を癒して自分を取り戻すレメディ。

自然の中にあり、源泉かけ流しであればより効果を感じられるかもしれません。

しかし気軽に行けないときや、温泉の刺激が強すぎるとき、より心身両面から長期的な影響を望むときなどには、ホメオパシーのレメディもおすすめです。