冬至、陰極まって陽となる日。
今まで、「自分らしくいられるツール」だと思っていたことも、違和感を感じたり苦しいと感じるなら、それに囚われていないかを見直すタイミングかもしれない、というお話をPodcast(音声配信)してみました。
目的のためのツール?
健康に良いからと続けていることも、辛くなっていたり無理をしていると感じたら、いつの間にかその「方法」に囚われてしまっている可能性も。
ホメオパシーもそうですが、マクロビなどの食事療法や運動療法なども、自分らしく生きる=幸せに生きる=真の健康を取り戻すための1つのツールにすぎません。
ツールが目的ではなくて、目的のためのツールですよね。ツールに囚われて心地よくない状態が続いているなら、本末転倒。
今一度、目的を見つめ直してそのツールや方法が自分に合っているのかを考え直したり、相談してみると良いと思います。
もちろん、試練とか修行、苦しい状況に身を置くことが好きな人はそのままで良いと思うのですが、わたしにとっては「幸せになるツール」でしかないので、心地よくないことはあまりしたくないって思ってしまいます(笑)
ホメオパシーは心地よい?
ホメオパシーは、自己治癒力をサポートする療法なので、症状を抑えるのではなくて出し切って癒すのが特徴です。
イメージ的に、症状を出し切ると言うと、心地よくないと想像する人が多いと思うのですが、多くの場合、レメディがヒット(ぴったり合ったレメディをとった)したときは、症状は辛くても気持ちは軽い(心地よい)って感じる人や、体を休めるために寝入る人が多いです。
気持ち(感情)も体の症状も、出している時は少々辛いと感じることもあるかもしれないけれど、スッキリする感じですね。
これについては、わたしも幾度となく体験しています。
わたしの人生を180度変えた出来事として、『わたしの人生が180度変わったMy Story』でも紹介していますので、ご興味のある方は読んでみてください。
方法に囚われているかを知る方法
自分が心地よいと感じているか否か、安心してリラックスできているかどうか、楽しい、好きだと感じているかどうか、ただそれだけだとわたしは思っています。
歳を重ねたり置かれた状況が変わることによって、今まで好きだったものが苦手になったり、苦手に感じていたことが好きになることもあります。
方法はいくつ持っていても知っていても損にはならないので、時と場合、目的に応じて、その時々の自分が心地よいと感じるものを選択していったらいいんじゃないかな?とわたしは思います。
冬至のレメディ?
冬至に症状が悪化する、というのが特徴的なレメディは、ざっと見ても20個くらいあるのですが、中でもRhus-t.(ラストックス)は代表的なレメディです。
よく関節炎とか筋肉が凝り固まってしまったとき、痒みのある湿疹などにも使われるレメディですが、精神的な側面のピクチャーの中には、不安や心配から迷信を信じたり「これをやったら大丈夫、安心」といった儀式的な習慣を作り上げる傾向もあります。
特に図ったわけではないのですが、はからずとも今日の冬至の内容にぴったりのレメディ。
もしも、方法に囚われていると感じていて、さらに冬至に症状が悪化する傾向があるような方には、もしかしたらRhus-t.(ラストックス)がどこかのタイミングで役立つかもしれませんね(笑)
ただ、毎年冬至の頃に…とか1週間以上続いているような慢性的な症状の場合は、ホメオパスに相談することをお勧めします。