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悲しみに役立つレメディ

昨日は秋分の日でした。

秋分の日は、あの世とこの世が最も繋がりやすくなる日と言われ、ご先祖さまを敬い、亡くなった人々を偲ぶ日とも言われています。

我が家のご先祖さま達のお墓は四国にあるので、気軽にお参りに行くことはできませんが、昨日は近場のお寺にお参りに行ってきました。宗派は違うけど…そこは許してくれるでしょう(笑)

死別や離別の悲しみも、しっかり出し切らないと、体の症状(サイン)として出てくることがあります。そんな時、ホメオパシーのレメディは、心と体を丸ごと癒す気づきを促してくれるかもしれません。

今日は、わたしの母のエピソードとよくあるエピソードを通して、死別の悲しみに寄り添うレメディを3つご紹介します。

レメディって何?という方は別記事を読んでから読み進めてください。

レメディってなに?

エピソード#1: 母と祖父と ign.(イグネシア)

私の母の話ですが、数年前に顎が動かせなくなったことがありました。

口を開けるのも、噛むのも、痛くて…口腔外科で顎関節症と診断されて、外科的処置が必要と言われていました。

その話を聞いてすぐにIgn.(イグネシア)が頭に浮かんだ私。というのも、当時、祖父がアルツハイマーになり、祖父が祖父でなくなっていたからです。

お父さんっ子だった母にとって、祖父がアルツハイマーと診断されてかなりショックで悲しかったのでは?人格が変わっていく姿を見ることも悲しかったのでは?

でも、忙しさと長女の責任感から、悲しい気持ちと向き合う余裕はなかった…だから、顎関節症という症状を通してその気持ちに気づき癒す機会を得たのでは?と、思ったのです。

母に対してコンサルはしていない(本音や気持ちが返って来ない)ので、すべてわたしの憶測です(笑)

ひとまずわたしの直感で、Ign.(イグネシア)200cとティッシュソルトなどのレメディを選んで母に送りました。(Ign.(イグネシア)は、急性の悲しみの代表的なレメディですが、実は、顎関節症のような症状にもよく使われます。)

すると、外科的処置なしに顎が動かせるようになり、きゅうりも食べられるようになった!と連絡が。さらに、「祖父がアルツハイマーになったことが、正直、ショックだったしこれから大変になる…」という胸の内も聞けました。

顎の症状が改善されたこともですが、気持ちを吐き出してくれたことにホッとしたことを今でも覚えています。

そんな母に、祖父が亡くなった時にもIgn.(イグネシア)の高ポーテンシーを1粒あげました。悲しみを味わうべき時にしっかりと味って、後々こじらせないで済むように⭐︎

エピソード#2: あの時こうしていたら…後悔と悲しみ santa.(サンタルムアルバム)

大切な人が亡くなった後に、「あの治療をしていなければ」とか、「もっと何かできたのではないか..」「私のせいで…」

そんな、必ずしも真実ではないことを頑なに信じていたり、後悔や気がかりが心の中にずっとあって、亡くなった人を手放せないでいる、とコンサルテーションで伺うことがあります。

特に、治療や介護を経て死別を経験した方に多いような。

そんな気持ちの状態と、めまいや消化不良、ガスが溜まって辛いといった体の症状もあるケースでは、Santa.(サンタルムアルバム)という白檀から作られるレメディが役立つことがあります。

体の症状が癒されるだけでなく、心の中に平穏と手放しの時間が生まれて、変えられないことを気にかけたり思い悩む代わりに、再び前を見つめることができるようになったと言う方がほとんど。

急性の悲しみのIgn.(イグネシア)と違って、慢性的な状態なので、できればホメオパスのコンサルを受けてご自身に合うレメディ&ポーテンシーを選んでもらってくださいね。

コンサルテーションを通して、自分の気持ちを吐き出したり、内深くにしまい込んだ気持ちに向き合って癒す、そんなプロセスのひとつひとつも大切です😉

エピソード#3: 時が止まったまま…絶望感と nat-m.(ナトミュア)

大切な人を失ったけど、周りから心配されたくはないし、しっかりしなきゃという思いから、涙を堪えて大丈夫なように振る舞ってきた。

数年たった今でも、過去の思い出の中に生きていて、思い出の曲を聞いては悲しく涙する日々。そんな自分の気持ちを悟られないよう、自分の気持ちはガッチリガード。

だから、Nat-m.(ナトミュア)のレメディが必要な人の場合、「検査しても何も問題はないのに、偏頭痛があって…」とか、「口唇ヘルペスが酷くて…」といった体のお悩みをコンサルテーションで聞くうちに、一人で悲しみを抱え込んでる状態だということがわかるケースも多いです。

Nat-m.(ナトミュア)は、岩塩から作られるレメディ。

下の写真は、私の好きな街のザルツブルグで撮ったものですが、ザルツ=塩、ブルグ=砦。まさにNat-m.(ナトミュア)の街(笑)

塩の街だけあって、街の至る所に岩塩のランプ、塩、塩、塩。私にとっては、Nat-m.(ナトミュア)のレメディのように、心の砦、壁を溶かしてくれた場所♡

話が逸れましたが、心の砦が溶けてくると、体の症状もいつのまにか消えていることが多いです。

Nat-m.(ナトミュア)は、レメディキットにも入っているレメディですが、慢性的な悲しみには、レメディキットに入っているポーテンシーとは違うポーテンシーが必要になります。

今日は、悲しみに役立つレメディのほんの一部をご紹介しました。

悲しみに役立つレメディは、他にも何十種類とあるので、慢性的な状態の場合は、ホメオパスのコンサルテーションを受けることをおすすめします。ご自身の状況・状態に合わせたレメディ&ポーテンシー、大切です^^

ホメオパスの選び方

わたしのご先祖様たち、天国で楽しく過ごしてるかなー♡