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日焼けにレメディ?

日焼けにレメディって使えるの?とたまに聞かれますが、Sunburn(日焼け)に使えるレメディも沢山あります。

ご存知の通り、ホメオパシーはホリスティックな療法なので、「この症状にはこのレメディ」と一概には言い難いもの。

例えば「日焼け」についても、「そんなにいうほど日に当たった覚えはないのに、よく、頭痛がする/ 痒くなるんだよね」という場合もありますよね。

それは、「傾向がある=慢性的なもの」なので、もし、今後のことも考えてホメオパシーでケアしてみたいと思ったら、ホメオパスのコンサルテーションを受けて、ご自身に合わせたレメディを選択してもらうことをお勧めします。

旅行やレジャーなどで、急性の症状をセルフケアしたい時は、プラクティカルな方法(特定の症状に対してレメディを選ぶ方法)が役立つので、今日は、そうした視点から日焼けに役立つレメディを少しご紹介したいと思います。

日焼けに役立つレメディ

日焼けと言ってもその程度や種類は様々で、レメディも様々です。

でも、トップ5を挙げるとするなら、BELL.(ベラドナ),CANTH.(カンサリス),PLUS.(プルサティラ), SOL(ソル), URT-U.(アーティカ)です。

レメディの選び方 〜チャート式〜

レメディを選ぶ際は、CLAMSが大切!と何度もお伝えしていますが、そうは言われても…という方のために、シンプルなチャートを作ってみました。シンプルすぎて穴だらけですが(汗)それでもレメディを選ぶ際の1つの参考になればと思います。

このチャートに当てはまらないよーという方もいると思います。(一人ひとりの個性・違いに注目するのがホメオパシーの醍醐味)その場合は、CLAMS + 背景にある気持ちをより意識してご自身に合うレメディを選んでみてください。役立つ可能性のあるレメディは他にも沢山あります。

Concomitant(同時性) 症状に付随する、同時にある症状は?
Location(部位) どこに症状がある?
Aetiology(原因) 症状が出る前に何があった?何をしていた?
Modality(変化) 症状が変化する要因、変化の特徴は?
Sensation(感覚) どんなふうに感じる?

1つ1つのレメディの説明は、長くなるのでここでは控えます。興味のある方はマテリアメディカ(ホメオパシーのレメディ辞典)などを参照ください^^

レメディのとり方

セルフケアの場合、レメディキットに入っているレメディを使うのが基本です。

基本キットの中には、30cというポーテンシーのレメディが入っています(Mother&Child kitの場合は200cもあり)、またドイツやフランスのキットでは6c〜30cのポーテンシーが入っている場合があります。

そのレメディを、日焼け初期には1粒、15分おきに数回リピートして様子を見ます。落ち着いてきたら間隔を空けていきます。ただし、1週間以上はリピートしないようにしましょう。

詳しいレメディのとり方とるタイミングについては、別記事で図解しています。ホメオパシーのきほんのき「レメディの摂り方」を参考にしてください。

ホメオパシーのきほんのき

その他、役立っているもの

ラベンダーウォーター(芳香蒸留水)

日焼けによるシミやソバカス予防に(笑)

芳香蒸留水は、精油(油)を抽出する際にできる水の部分。ごくごく微量ですが精油が含まれ、精油に似た作用がありますが、その作用は穏やかです。

日焼けしたな〜という日に限らず、夏場は冷蔵庫で冷やしておいて、洗顔後にスプレーをするととても気持ちが良いです。

コットンに含ませてパッティングしたり、数枚使って夜にパックするのも私は好きです。

国産で完全無農薬栽培、保存料や防腐剤が一切入っていないものならより安心ですね。

グリーンクレイ

日焼けも炎症なので、わたしはグリーンクレイを使うことが多いです。クレイは、日焼け後に酸化した角質を吸収して洗い流してくれます。

血行促進作用もあるので、パック後は顔の血色もよくなって、新陳代謝がアップしている感覚があります。日焼けに限らず、顔が疲れているときにも、よく使っています(笑)

私はめんどくさがり屋なので、既にペースト状になっているチューブを使っていますが、クレイそのものを使う場合は、ラベンダーウォーター等を入れてペーストを作ると良さそうですね。

アロエベラ

炎症を鎮めたいときに、アロエベラの葉肉に含まれるジェル状の粘液は、皮膚を冷やして炎症を鎮めてくれます。また、紫外線によるダメージを修復する働きも。

ホメオパシーのレメディとの使い分け

ホメオパシーのレメディは、レメディの選び方〜チャート式〜を見てもわかるように、どちらかというと、SUNBURN(紫外線を浴びてから6時間以内に肌が炎症を起こして赤くなったり発熱や痛み、痒みなどが出る急性症状)ケアに使われます。肌の修復を促すためにCalendulaを1粒舐めておくことも^^

ラベンダーウォーターなどは、SUNTAN(サンバーンのような痛みはほとんどなくて、紫外線を浴びてから時間が経ち、3〜8日後に皮膚が黒くなる)ケアとして私は使っています。

注意点

皮膚に直接塗るものは、体質や品質によって合う合わないがあると思うので、目立たないところに塗布して様子を見てからの方が良いかもしれません。

また、耐えがたい痛みや水膨れ、高熱が続く場合は、我慢せずに医療機関へ。ホメオパシーは、その種類とポーテンシーによっては、治療の補助として使うこともできます。補助として使う際は、ホメオパスへ相談されることをおすすめします。

なお、ここに挙げたレメディは、ほんの一部です。数日試してみて自分には響かないなと感じたら、お近くのホメオパスに相談されることをおすすめします。

他にもステキな方法、ツールは沢山あると思います。

ご自身に合うツールを見つけてケアして、残り僅かな夏が楽しいものとなりますように⭐︎