2022年の夏の土用は、7月20日〜8月6日の18日間。
夏の土用は、年に4回ある土用の中でも特に積極的なケアが必要といわれているので、夏の土用のセルフケアを少しだけご紹介します。
Contents
土用とは
土用は季節の変わり目・節目の18日間を指していて、1年に4回、春夏秋冬それぞれにあります。
季節の変わり目なので、体調を崩しやすいなど共通点があり、土用の時期に避けた方が良いこともいくつか共通したものがあると言われています。
土用の時期に避けた方が良いことなどは、過去記事をぜひ参考にしてください。
夏の土用の特徴
秋に向けての準備期間である夏の土用は、湿度も気温も高く、体力が消耗し夏バテしやすい時期。
強い太陽のエネルギー、明るく活発で積極的な夏のエネルギーが、
プツンと切れたような、スタミナが切れたような、気持ちがキレたような(イライラ)、落ち込みやすくなることも。
さらに、夏はエネルギーが高まり、新しいことを思いついたり、始めたくなったり、変化し動きたくなる時ですが、
土用の時期は、新しい変化が逆に負担になったり、無理を強いがちなるので、内側を調えることにフォーカスしたほうが、土用明けからの流れによさそうです。
夏の土用のセルフケア
肉体的には、胃腸や心臓に負担がかかりやすいときでもあり、精神的にはイライラしたりハイパーになりやすいとき。
夏の土用に役立つレメディは、レメディキットの中だけでもたくさんありますが、ここでは、音声配信でもお話ししたレメディの中から一部をご紹介します。
Ars.(アーセニカム)
食中毒や急性の胃腸炎のような胃腸の症状に役立つ代表的なレメディの1つ。
この時期は、冷たい飲み物やアイスクリーム、果物でお腹をくだしたときにも◎
健康やお金に対する不安が強く、胃腸の調子が悪い…そんな時にも◎
Rhus-t. (ラストックス)
皮膚や関節の症状に使われることも多いレメディですが、喉が渇いて仕方がなく、冷たい牛乳や冷たい水を飲み過ぎてお腹を下したときにも◎
Nux-v.(ナックスボミカ)
スパイスの効いたものも食べた後や、辛いものを食べ過ぎて、胃痛をおこしたときにも◎
イライラ、せっかち、ワーカホリック、仕事も遊びも全速力でアドレナリン全開!といった夏のエネルギーそのもののような人に◎
Impatiens(インパチェンス)
土用の時期にはおなじみのフラワーエッセンス。
普段からせっかちな人もそうでない人も、この時期は、夏の活動的なエネルギーが、うまく回らず、イライラしたり、時間がもったいない!!と焦りがちに。
優雅に待つ(忍耐)、くつろいで行動する(リラックス)、そんな心の余裕を取り戻すサポートに◎
Watercress(ウォータークレス)
エネルギーの流れに滞っているところがあれば、しっかり洗い流してくれるような浄化のエネルギーのあるエッセンス。
次の季節に向けて、エネルギーや思考をクリアにさせておきたいときに◎
レメディとは直接関係ありませんが、
この時期は、夏の土用の太陽の強いエネルギーを利用して梅を干したり、洋服や布団を干したり「天日干して殺菌」をするのも気持ち良く、毎年楽しみにしていることのひとつです。
こころとからだを労って、次の季節に備えていきましょう☆