クリスマス、年末年始…家族と過ごす温かいムード漂うこの時期は、特に孤独を感じやすい季節とも言われています。
スコットランドでは、孤独な年末年始を迎えないように、泊まりがけのイベントを催して孤独防止を試みる団体もあるほど。
ここでは、孤独がからだに与える影響や役立つレメディについて、少しご紹介します。
孤独 VS ひとり
孤独 (Loneliness)とひとりでいる(Being alone)、というのは似て異なるもの。
孤独は、繋がりを求めたときに繋がる人が誰もいなかったり、パートナーや家族と話したいと思ってもそれに応えてもらえなかったりするときに抱く感情のこと。
だから、絶えず人に囲まれている人でも、孤独を感じることはあります。
特に、自分と社会(人)との関係性が、自分が期待しているものよりも低かったり、充実感を得られない場合に孤独と感じるようです。
一方、1日中ひとりでいても孤独を感じない人もいます。
ひとりでいても「誰かとつながっている」「趣味または仕事がある」「充実している」という感覚があると、違うようですね。
孤独の影響
長く孤独の状況が続くと、からだやこころに影響がでてくると言われています。
Loneliness triggers cellular changes that can cause illness, study shows
2015年に、孤独は病気の原因となる細胞の変化を引き起こす、という研究がScience dailyに載りました。
孤独は、感情以上に白血球の生産に影響を与えて、免疫力を弱め、炎症も引き起こしやすくし、さらにノルアドレナリンも高まる傾向があるので、緊張状態が続くことから寿命も縮み、副腎を痛める原因にもなると言われています。
孤独が体に与える影響例
- 副腎疲労
- 免疫力低下
- ホルモンバランスの乱れ(月経不順、卵巣機能低下など)
- 不眠
- うつ
- 老化 ほか
フラワーエッセンス例
フラワーエッセンスも様々なものがありますが、クリスマス、年末年始のホリデーシーズンの落ち込みに役立ちそうなエッセンスを、ここでは1つだけ紹介します。
Sweet chestnut(西洋グリ)
孤独、絶望、悲しみのどん底で、苦しみ以外なにも考えらない…愛も希望もなく、もう耐えられない…限界!もう終わらせたい…
そんなどん底気分から救いあげてくれるエッセンスとも言われています。
1000年以上生きることもあるというSweet chestnutの木。重さに耐えかぬて傾いても捻れても、上へと伸びる、なんとも不屈の精神を思わせるような姿。
道を失ったように思えても、生きること自体が既に道になっていると気付かせてくれそうなエッセンスです。
ホメオパシー
孤独な気持ちを自らの力で根本的に癒すキッカケとなるレメディは、ざっとみただけでも80種類以上あります。
「孤独」と一言で言っても、その背景は一人ひとり異なるもの。だから、その一人ひとりに合うレメディがあります。
孤独な状態が続いている…心身のお悩みが続いている…という場合は、慢性的な状態。
ホメオパシーでのセルフケア範囲は超えているので、ホメオパスに相談することをおすすめします。
ホメオパスと話すことも、ひとつの繋がり。
コンサルテーションを受けて、自分に合うレメディを選択し活用することで、少しずつ孤独感から解放されて人生が開いていったクライアントさんは多いです。
とはいえ、例えばホリデーシーズン前に失恋した、死別、離別、絶縁した…など悲しい出来事があり、急に孤独を感じた方もいるかもしれません。
そんな急な悲しみの時は、Ign.(イグネシア)というレメディが役立つ可能性もあります。
レメディキットを持っている方は、応急相談などで相談してレメディを選ぶのもおすすめですよ。
誰とつながるか、趣味、仕事…、ひとりの時こそ大切にしたいですね。